怖くてたまらなくなってしまった

胃が痛かったので、お布団の中で読書。引越しの時に押入れから引っ張り出してきた『幽霊のような子(トリィ・ヘイデン 著)』を読む。5年くらい前に買った本で、内容を全然覚えておらず、初めて読む本のように読んでしまいました。で、読むうちに内容を徐々に思い出し……読み終わった後、すごい鬱になると同時に怖くてたまらなくなってしまった。そもそもトリィ・ヘイデンの本は情緒障害な子供達が主人公で。こういう話の場合、どうしても虐待がからんでくるのですね(もちろん、情緒障害の原因が周りの環境とはまったく無関係なこともあります。というか、むしろそっちのほうが多いのでは、と思う)。『幽霊のような子』の場合は、そのからむ話がオカルトまがいで凄惨すぎて、直視するには辛すぎ、さらにそのからむ話自体が事実なのかどうかがはっきりわかっておらず、そのせいで読後感が非常にもやもやしたものになるわけです。その上、自分の身の回りでそんな事件が起こったらと、マジでガクブル。そんなわけで、当時この本を購入した私は、1回読んだだけで押入れにしまいこんでいたのでした(ヘイデンの他の著書については、結構何度も読み返しているのに)。読み終わってから思い出したよ、トホホ……。そんなわけで、現在見えないオカルトの影にビクビクしている始末です。
って、普段ノンフィクションなサイコキラーの話を読み漁っている人間が言う台詞じゃないなぁ、こりゃ。でも、子供がからむ犯罪って、本当心が荒むね。どうして神様は、色々なものを愛する気持ちを作り出してしまったんだろう。弱いものを傷つけて喜ぶ気持ちを生み出してしまったんだろう。神様ってやつは、本当に罪作りなやつだね。みんなおんなじにしてくれたらよかったのに。
まぁ、実際そんな人類になったら、向上もなにもない世界なんだろうけど。即人類滅亡だね☆ 冗談はこれくらいにして、本当リアルで子供にイタヅラしたり傷つけたりするような人間は、本当今すぐその行為をやめてほしいよ(2次元はまだ許せます)。