最後の楽しい晩餐のはずが……

明日から(正確には今夜から)怒涛の引越し準備が開始されるため、もうこの町でご飯をゆっくり食べにいけるのは今日しかない!! と思い立ち、友達とご飯に。もう、すごい色々話して、ぎゃーぎゃー騒ぎながらも、幸福の王子始まっちゃうしもう出ようかー? なーんて言ってるところへ、前会社の上司が……。向こうは私に気がつかず、ちょっと離れた席にすわったのですが、もう空気がずぅーんと重くなってしまいましたよ。恐ろしくて左のほうが一切向けません!! みたいな。仕方ないのでひたすら前に座る友達を凝視しつつ、やべーよ前上司が怖くて動けねーよ! なーんて友達とぶつくさぶつくさ文句をいい、結局前上司には挨拶一切せずにお店を出てしまいました。もう、ものすんごい礼儀知らずな感じですが、私の精神をがけっぷちまで追い込んだ人に対して礼儀正しくなんてなれませんっ!! こういう非礼をほかの誰が許さなくても、私が許す! というわけで、楽しいはずの最後の晩餐は、一瞬だけ沈んだイメージの残るものになってしまったのでした。がっくり。